ボスニア・ヘルツェゴビナ戦後
1月30日
メンバー表・試合結果・環境
ポジション |
名前 |
交代 |
交替選手 |
GK |
楢崎正剛 |
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DF |
中澤佑二 |
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DF |
阿部勇樹 |
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DF |
駒野友一 |
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DF |
内田篤人 |
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MF |
遠藤保仁 |
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MF |
中村憲剛 |
後半33分 |
今野泰幸 |
MF |
鈴木啓太 |
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MF |
大久保嘉人 |
後半43分 |
羽生直剛 |
FW |
高原直泰 |
後半37分 |
播戸竜二 |
FW |
巻誠一郎 |
後半34分 |
山瀬功治 |
サブ |
川口能活 |
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サブ |
川島永嗣 |
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サブ |
坪井慶介 |
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サブ |
岩政大樹 |
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サブ |
水本裕貴 |
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サブ |
橋本英郎 |
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サブ |
加地亮 |
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サブ |
山岸智 |
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サブ |
前田遼一 |
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サブ |
矢野貴章 |
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試合結果 |
3−0 ○ |
場所 |
国立霞ヶ丘競技場 |
時間 |
19:20 キックオフ |
天気 |
晴れ |
風 |
無風に近く影響なし |
気温 |
約5度 |
選手コンディション |
シーズン前+トレーニングキャンプ明け(悪い)が4日前に試合をしてやや上向き |
観客 |
6割くらい |
注目度 |
週の中日で今ひとつ |
相手のレベル |
オシム前監督の母国だが、やはりユーゴスラビア分裂の影響は大きくこれといった実績もなければ国としての歴史も浅い。日本より格下。 |
相手の状況 |
時差ぼけが酷くあきらかに動きが鈍い。(最悪) |
感想
試合開始1分で相手が引いているのが露骨に分かる。
前回のチリ代表とは全く逆のチーム。
非常に身長が高く競り合いに強いのが特徴。
岡田監督の会見にあるようにサイドバックの駒野や内田が余裕を持ってボールを持てる状況に。
しかし左サイドの駒野からの展開はボールを受ける前のアイデアに乏しく
そこからチャンスが生まれることが少なかった。
逆に内田のサイドからはスピードのある展開が生まれチャンスが出来ていた。
前半の印象は「こんな相手に点が取れないのか。。。」というような雰囲気が漂っていた。
サイド攻撃のセオリーである「サイドがボールを持ったら一人は受けに来て一人は裏に走る。」
というような基本は徹底しておかないと全員がマークを背負ったままポジションチェンジ無しの棒立ちでは厳しい。
ディフェンスでは阿部がバウンドを見誤って裏に抜けられてしまう等危ない場面があった。
単純な競り合いでも中澤でさえ負けてしまうほどの高さがあり、セカンドボールを狙われた。
ドイツ代表であったなら前半で0−3になっていたかもしれない。
残り10分くらいから相手のスタミナがガクンと落ちたのは見逃せない。
後半も引き続きマークの甘い状況が続きゴール前まで簡単にボールが運べるようになった。
山瀬のコメントにあるように、彼が入った頃には相手がばてており、自由に動く彼の良さが存分に発揮されていた。
ようやく点が取れたのはコーナーキックから山瀬のシュートミスに中澤が反応した偶然の賜物。
割と冷ややかな空気が流れていたと感じた。
そこからは相手が攻めざるを得なくなり前がかりになった。
が、キープは上手いが技術はさほど無い相手に日本がカウンター攻撃。
簡単に追加点を奪い試合終了。
感想としてタイ戦は相当苦戦するのではと感じた。
なにせ攻撃がワンパターンでどんな状況でも繋ぎたがる雰囲気が漂っており、
二列目から飛び出した選手が天を仰ぐシーンが数多く見られた。
この試合では駒野が攻撃の起点として一番ボールに触れていたと思うが、
サイドチェンジや裏を狙う意識が少なかった為ダイナミックな展開にならなかった。
これでは全体が停滞してしまうのも無理はない。
彼は意思表示というものをもっとしないといけないと思う。
久しぶりに、
「Jリーガーではこんなものかな。。。」
とメンバーに不満を感じた。
日本である程度の実績を残して旅立った選手として、
大黒、中村俊輔、松井、稲本、中田浩二等、
彼らの力は無視出来ないと思う。
また、大久保が先発になったが、
彼は面白い反面、雑な部分が目立ち、
「久保を育てたように岡田監督に期待するしかないかな。」
と思った。
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