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オマーン戦後

6月8日

メンバー表・試合結果・環境

ポジション 名前 交代 交替選手
GK 楢崎正剛
DF 中澤佑二
DF 田中マルクス闘莉王
DF 駒野友一
DF 内田篤人 後半46分 今野泰幸
MF 中村俊輔
MF 遠藤保仁
MF 松井大輔 後半33分 山瀬功治
MF 長谷部誠
FW 玉田圭司 後半46分 矢野貴章
FW 大久保嘉人
サブ 川島永嗣
サブ 寺田周平
サブ 中村憲剛
サブ 鈴木啓太
試合結果 1−1 △
場所 マスカット
時間 17:15 キックオフ
天気 晴れ
影響があるほどではない
気温 40度前後
選手コンディション 日照が強烈な為相当疲労していた
観客 不明だがテレビではガラガラに見えた
注目度 勝って当たり前という雰囲気があり、試合の視聴率はイマイチ
相手のレベル 勝たなくてはいけないチームだがカウンターに要注意。
相手の状況 監督が変わりわずか数日しかなかったと考えると相当に厳しい状況。

感想

日本で戦ったオマーンとは違うチームになっていた。 リスクのあるパスワークは一切やめ、内田と駒野をめがけて徹底的に蹴ってきた。 恐ろしいスピードを持つ9番に散々にかき回され、前半12分に失点する。 それまでの日本が悪かったわけではないが、日本ディフェンスの弱点ははっきりしているので、 ある意味どうしようもない失点だったように思う。

前に出るしかなくなった日本だったが、8人で守り二人で攻めるという相手にいつもの細かいパスを仕掛けてしまい、 殆どチャンスが作れなくなった。 いつものことながらミドルシュートがほとんど見られなかった。

後半、もっとシンプルにプレーしようという指示があったのか、 流れがよくなり、少しずつ相手を崩し始める。 玉田、大久保は暑い中でも日本でのプレーとさほど変わらないくらいの運動量を見せつけPKをゲット。 これをしっかりと遠藤が押し込んで同点。 今度はオマーンが前に出ないといけなくなり、展開が逆になった。 トゥーリオが疲労からかエリア内で後ろから足をかけてPKを与えるも見事セーブ。 その後はやや間延びした展開になったものの、運動量に上回る日本が逃げ切って同点で終了。 オマーンに勝ちぬけの可能性はなくなった。 大久保の退場があったが、 これからは気を付けてもらいたい。

中東らしい戦い方をしてきた。 後半は日陰になって幾分ましになったようだが、 前半の体感温度は45度くらいだったかもしれない。 こんな中でも日本らしさはしっかりと出ていたと思う。 引き分けた事によって消化試合が減ってしまったが、 今日の条件では良い結果だったと思う。