試合結果 |
2−1 ○ |
場所 |
熊本・KKWING |
時間 |
19:20 キックオフ |
天気 |
晴れ |
風 |
無風 |
気温 |
10度前後 |
選手コンディション |
合宿をやったものの試合勘が落ちている状態 |
観客 |
約30000人? |
注目度 |
相手が相手なのでそれほどでもない |
相手のレベル |
徹底的に守りいやらしいカウンターを狙ってくる格下の典型 |
相手の状況 |
軍手をしているところをみるとかなりきつかったと思う |
感想
スタメンを見て若いなと感じた。
岡田監督が練習姿勢を褒めていた川島がスタメンに入っているのを見て、やはり岡田監督は血が熱い人だなと。
ワールドカップという経験してきて常に頑張る姿勢こそが一番大切だと信じているのが感じられた。
立ち上がりからやる気全開に動いているメンバーを見ていつものこの時期の酷さは全く感じなかった。
そんな試合をするよりも若くやる気に満ちている選手でこの試合を戦うという選択は凄く良かった。
特に興梠の身体能力とテクニックには驚いた。
あれで185センチ、80キロなんていう体をしてたらロナウドのような選手になったのではと思うくらいだった。
ぼーっとしている暇もなく立ち上がりから積極的にシュートを打っていく日本代表が前半7分にセットプレーの崩れから先制。
アシストをした田中達也は不器用ながらいつも頑張っていると思う。
決めた岡崎もこの時は足で決めたけど、異常なヘディングの強さでビックリした。
ところが、先制したのがはやすぎて油断から徐々にまったりな展開に。
岡田監督としては立ち上がりのように全体が動いて運動量で圧倒する試合を期待してたと思うけど、
ボールだけが動く試合になり、相手が混乱しなくなってしまった。
ただ相手のプランが前半は守り切るというものだったのか、積極的に攻めてこないため危ない感じもしなかった。
そこが若い選手には戸惑いと安心感につながったのかなと思う。
後半立ち上がり2分、セットプレーから失点。
中東のチームは辛抱強くプランを守り、一発にかけてくるエネルギーが凄い。
油断をさせて一気に攻めるというのが国民性なのか、この時のセットプレーは何か点が入るような迫力があった。
実際ボールを回して日本の守備を崩すというのは無謀だからこれしかないとも言えるけど、そのストイックさが敵ながら凄いと感じた。
ここで岡田監督が動く。
調子が良さそうだった興梠を外して巻を投入。
「ん?」と思ったけど、入った巻のプレーを見て岡田監督が何を欲しているかすぐに分かった。
「ディフェンダーの足ごとゴールに入れてやる」という泥臭さは、中にいたメンバーにはなかった。
なんというか、一番大切なものというか、必死にフランスワールドカップに行った頃の雰囲気を思い出させるプレー。
この頃もそんな雰囲気があった。
まだワールドカップに行ける事も決まってないけど、今からあの熱いギリギリの戦いが見れるのかと思うと本当に嬉しい。
その後田中達也が得点しそのまま試合が終わった。
途中から入ってきた、乾、金崎には重要なメッセージが含まれていると思う。
香川が抜擢されたように「お前には大きなチャンスがあるんだぞ」と。
二人とも攻撃の部分で他の人では持ち得ない才能がある。
頑張っても追いつけない才能にたいして大きなメッセージだったと思う。
はやく岡田監督が持つ男っぽさを身につけて成長してほしい。
最後に応援のメールありがとうございます。
応援のメールをもらえるからこのサイトを続けるとか続けないとかは関係ないですが、
岡田監督を応援している人がいるという事を知れる事はとても幸せです。
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