試合結果 |
5−1 ○ |
場所 |
東京・国立競技場 |
時間 |
19:20 |
天気 |
晴れ? |
風 |
無風? |
気温 |
10度前後? |
選手コンディション |
軽いけがなどがあって、まだコンディションが統一されていない |
観客 |
約35000人? |
注目度 |
久しぶりに日本だ表の試合がテレビに売れなかったという事もあってこの試合の宣伝は凄かった。 |
相手のレベル |
若い選手が中心だが、止める蹴るの技術はしっかりしている。ただ時差ボケのせいか全体的に重そう。 |
相手の状況 |
5日前くらいから来日してしっかりとトレーニングしている。 |
感想
先日やられたメンバーからレギュラークラスの選手が入っていよいよという感じ。
誰が入っても変わらないサッカーがテーマではあるけど、中心選手は決まっているわけで、やはりタメが作れる選手がいないと厳しい。
今日は香川、遠藤が先発からいて立ち上がりからリズムそのものがこの間の試合とは違う。
フィンランドがどんなサッカーをするのか知らなかったが、地理的、人種的にドイツに近いせいか、止める蹴るを確実にこなすサッカーで強そうな感じがした。
ディフェンスはしっかりと引いてブロックを作ってくる。
監督が日本のサッカーを良く知っている人だから、あえて中盤では勝負をしてこなかったのかもしれない。
ちょっと難しい試合になるのかなと思っていた矢先の前半15分くらいにディフェンスの裏を取った岡崎が得点。
このあと何度も同じようなシーンが続くが、ディフェンスラインとGKの間が緩すぎるような、Jリーグでもあまり見ないような裏の取られ方だった。
おまけのような先制で楽になった日本代表。
少しエンジンがかかったフィンランドがハイボールを入れてくる。
解説の小倉さんの言うようにハイボールは常に集中力を持って対応しないと自分より大きな相手を抑えるのは本当に難しい。
予測して良いポジションを取り相手を自由に飛ばさせないようにする事が大切。
もちろん限界があるわけで、クロスそのものをあげさせないようにする努力も日本はしないといけない。
日本代表が世界相手に戦う時、フィジカルというハンデを乗り越えるにはやる事がたくさんある。
前半30分、またまたあっさりと裏を取った岡崎がさっきのシーンのリプレイのように決めた。
この試合の大きなテーマは対オーストラリア戦。
この2点はないものだと考えた方が良いと思う。
さらに前半終了間際に相手のミスに乗じて香川が追加点。
W杯予選ともなれば足ごと止めにくる。
この点もカウントは出来なそう。
後半立ち上がりに今度は日本がやられる。
お約束のハイボールの処理ミスから押しこまれた。
普段楢崎のプレーを当たり前だと感じて試合を見ていたが、このような単純なミスを見ていると岡田監督の頭痛の種が見えてくるような気がした。
オーストラリア戦ではどちらを使うのだろうか?
少しずつ体力がなくなった後半中盤に中澤がヘディングでゴール。
飛行機で14時間揺られてきたフィンランドが疲れるのは仕方のない事だが、予選を控えた日本代表の運動量が急激に落ちたのを見てちょっと不安を感じた。
シーズン前なのでしょうがない事かもしれないが、もしオーストラリア戦で同じようになるのだとしたら、最後の15分に日本代表が失点する可能性は非常に高いと思う。
最後に安田がゴールを決めたが、これもおまけみたいなもの。
オーストラリア戦、岡田監督は俊輔の左足に賭けていると思う。
セットプレー以外で日本代表が得点するのは難しい。
1−0、1−1が現実的な選択かもしれない。
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