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香港戦後

10月8日

メンバー表・試合結果・環境・観戦記

ポジション 名前 交代 交替選手
GK 西川周作
DF 駒野友一 後半15分 徳永悠平
DF 田中マルクス闘莉王
DF 長友佑都
DF 中澤佑二
MF 遠藤保仁
MF 長谷部誠
MF 中村俊輔
FW 玉田圭司 前半33分 松井大輔
FW 大久保嘉人 後半30分 佐藤寿人
FW 岡崎慎司
サブ 川島永嗣
サブ 今野泰幸
サブ 稲本潤一
サブ 本田圭佑
試合結果 6−0 ○
場所 アウトソーシングスタジアム日本平
時間 19:20
天気 晴れ
不明
気温 20度前後?
選手コンディション 良い
観客 約30000人?
注目度 中村俊輔が出るにもかかわらず、民放の放送がなかった模様
相手のレベル 10回やっても全部勝てるレベル
相手の状況 この試合に勝たないと予選突破が出来ない

感想

東京は朝晩が冷え込んできて少し寒いくらいの気候になってきた。 せっかくの日本代表の試合もいよいよ不況の影響で民放放送がなかったらしい。 らしいというのは、ここのところ忙しくこの三連戦は最後の試合以外友達に録画をお願いして結果を知ってから見る事になったから。

立ち上がり、どう日本を攻略するのかという香港の意思統一がされた組織力に好感を持った。 しっかりとブロックを作りボールが取れたらシンプルにサイドに展開する、このやり方を続けていけばそのうち日本が苦しめられる日がくるかもしれないと感じた。

日本はこの三連戦のテーマである「クロスの精度」を上げる為に練習のようにそれを繰り返す。 クロスを上げる側のタイミングで、GKとディフェンスラインの間に速いボールを上げ、中がそれに合わせるという今回のテーマ。 それ自体は目新しいものではなく、何故今までやってなかったのか、また、Jリーグでもあまり見られない。 しかし、あまり集まって練習が出来ない代表にとっては大切な共通理解だと思う。 また、岡崎や佐藤寿人にとってはプレーしやすいチームになる。

前半15分くらいに岡崎が先制ゴール。 長谷部からのパスで勝負ありという感じ。 岡田監督が育てたわけではなく本人の意識だと思うが、長谷部の成長は本当に驚き。 本田や森本、岡崎、俊輔に目が行きがちだが、日本代表で突出した実績を持つだけあって長谷部にはレベルの違いを感じる。

さらにもう一人、今後ヨーロッパで大活躍するであろう長友が追加点。 先日喫茶店のようなところでご飯を食べているシーンをテレビで見たが、海外の食生活には対応出来るのだろうか? プレーうんぬんよりも、コンディション命な選手だけに今から料理の練習か奥さんを作る努力をした方がよい気がする。

その後は決めるべきシーンを外しまくり勝っているにもかかわらずやや残念な空気を残したまま前半が終了。 玉田が怪我をし大久保に変わるが、あまり雰囲気は変わらず。

後半に中澤、闘莉王、岡崎、岡崎と追加点で終わってみれば6対0という余裕の展開。 しっかり点が取れた事は自信を持ってよいと思う。 また、徳永が簡単にチームに溶け込めたという収穫も大きかった。 表現が難しいが内田に比べ落ち着いているという印象を持った。