タイ戦前日記者会見
2月5日
■ チケットの販売よりも試合の内容、結果に集中している
- 一言
- 1月14日に九州に集まってキャンプを始めてから、この試合を目指してやってきました。ここから長い予選が始まるわけですけど、その初戦は非常に大事なものだと思っています。ここまで1人もけが人が出なかったのは、メディカル(スタッフ)、コーチの力、そして選手たちの自己管理のおかげでやってこられたということです。その意味で、非常にいい準備ができた。やれることはやってきたと思っています。明日勝つために、選手たちに持っているものすべてを出させて、いい試合をしたいと思います。
- 明日の試合はワールドカップ(W杯)予選なのにチケットが半分しか売れてない。何が原因だと思うか?
- 初めて聞きましたが、私の興味はチケットの販売よりも試合の内容、結果に集中しているので、特に気にしていません。(チケットが売れない)原因については、協会の事業部あたりが考えてくれると思っています。
- 以前にも言っていたように、タイはプレッシャーをかけてくると思うか? また、明日を迎えるまでに選手のモチベーションを高めることを考えているか?
- タイに関しては、タイに聞かないと分からないというのが正直なところです。ただ、われわれは相手がプレッシャーをかけてこようが、下がって守ってこようが、それなりに対応できるようにしているので、それによって驚くようなことはないと思っています。今日の練習でわれわれが(試合に向けて)できることは最後です。あとは選手たちがいかにピッチで戦ってくれるか。それをさせてやれるように、これから考えようと思います。
- 明日は初戦でホームということで、必ず勝たないといけないと思うが、6試合の1つと考えるのか、あるいはそれ以上のウエートを占めると考えるのか?
- 勝ち点という意味で(6試合のうちの)1試合、しかし選手のメンタル面というところから考えると、重要な1試合です。W杯の初戦というのは、必ず難しくなると言われていますが、初戦であれ、2戦目、3戦目であれ、90分のサッカーの試合であることに変わりはない。われわれとしてはウエートとして重要な試合だけれど、試合自体は90分のサッカーの試合だと考えています。
- タイ戦に向けて、選手に最も強調して伝えてきたことは何か? また登録する18人、スタメンは固まっているか?
- 当然、われわれは(チームを)立ち上げたときから、われわれの目標というものがある。それは(W杯)本大会で、ある程度のプレーをするということであって、それを目指しながらも(一方で)当面、タイに対してはこういうことをするというのは、戦術的なことでやってきています。具体的にどういうことかと聞かれると、あまりにも具体的すぎるので、ここでは控えたいと思います。(メンバーについては)ほぼ頭の中では固まっています。ただ僕の場合、明日の朝に起きたら気が変わることがよくあるので、最終的には朝起きて、自分自身に問いかけてから決めたいと思います。
- タイ代表はマンチェスター・シティと合同合宿を行ったり、日本の分析も行ったりしているが、そのことについてどう考えるか?(タイ人記者)
- マンチェスター・シティに行ってきたから、どうのこうのということは、全然考えていません。タイ代表は、いろいろな意味で日本戦というものに焦点を合わせてきていますし、われわれのことを分析していることも分かっています。その意味で、非常に厳しい試合になる。そんな簡単な試合ではない、タフな試合になると思っています。
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