Scugnizzo

Yahoo!検索

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

練習試合(筑波大戦)後コメント

4月23日

■ おとなしいんだな、とか。いい人なんだな、とかね

合宿の収穫と課題は
今回の合宿の目的は、チームコンセプトの確認と新しいメンバーのチェックだったが、チームコンセプトの方は、今日の試合を見た中でできているところ、できていないところがあるにしても、だいぶ理解してくれたという感触を持っています。それと新しい選手に関しても、短い間でしたがJで見ている以外での、一緒にやることで感じる驚きというものがありましたし、3日間という短い時間の中でも新しい発見はありました。
できていたことは
ディフェンスの連続性、それから中盤から前にかけてのサポートの早さというものは、完ぺきではないけれどだいぶ意識はしてくれているなという感じはします。(今後、補っていくことは)そういった精度を上げていくことですね。
新しいメンバーが入ってきたことで
彼らが年齢に関係なく積極的に練習に取り組んでくれたので、非常に引き締まった、集中したキャンプになったと思っています。
香川のプレーについて
彼は外から見ていても、センスとか技術は素晴らしいものがあると感じていましたが、呼んでみて、メンタルの面でもかなりタフな選手だなと思っています。
次の招集までに選手に求めたいこと
彼らはJリーグがあるので、そこでベストを尽くすだろうし、それしかないと思います。1カ月後、メンバーに入るようだったら、高いモチベーションをもって来てもらえたらと思っています。
次の合宿では海外組は
もちろん来られる日本国籍の選手の中で、いい選手を集めますので、海外、国内問わず、入ってくる可能性はあります。
新しいメンバーの中で残るめどが立った選手は
今回10人くらい、今まで呼んだことのない選手を呼んだわけですが、1人2人という人数ではないくらい(の選手が)入ってくるんじゃないかと思います。
合宿について
満足していますよ。短い期間でしたが、みんながひとつの意図を持ったプレーが攻守において見られたので、その意味でよかったと思います。(新しい発見とは)香川が徳永のユニホームを引っ張って倒したりとかね、そういうことができるとは思わなかったし。ぜんぜん臆していなかったですね。プレースタイルだけでなく、そういう部分も見られたので良かったと思います。(ほかの選手は)おとなしいんだな、とか。いい人なんだな、とかね(笑)。
完ぺきではなかった部分とは
「完ぺき」というのはないです、サッカーですから。でも、常によりできるようにしていかなければならないという意味で。それ以外にできていない部分を全部話さないといけなくなるから(苦笑)。
前半の方が動きに流動性があったが
後半はちょっとかわいそうだったんだけど、本来のポジションではないところで選手を使っていたんですよ。そういうのもあったのと、永井、大久保があまり長い時間できないということで、ああいう組み合わせにして、2トップの2人が同じようなタイプ(巻と永井)になってしまった。で、前に張っているタイプだったので、遠くの選手(=遠距離クラブの選手)を早めにやらせてやるというのもあったんだけど。ただ、ちょっとかわいそうだったとは思います。
合宿前に「アプローチの仕方を変える」と言っていたが
アプローチの仕方はある程度、こうやるんだと。絶対にやらなければならないことをコンセプトとして、どんな相手でも、どういうメンバーでも最低限やらなければならないことをノルマみたいに果たしていますから。今までそういうのを果たしていませんでしたから。(それに対する選手の反応は)それは選手に聞いてください。グラウンドで見る感じでは、やろうとしてくれているとは思います。(新しい選手が入って)新しい空気が入るということは、常にそれでは落ち着かないけれど、時にはいいことなんだろうなと思っています。
巻の負傷について
これから検査に行きますけれど(右の)ひざの上を打撲しているということで、単なる打撲か、腱を損傷しているかは分からないです。彼があれだけ痛がるんですから。あの頑張り屋が、あれだけ痛がるんですから、ちょっと心配ですね。
茂原の印象は
彼は独特のセンスを持っていて非常に面白い選手だと思います。まだこのチームに慣れていないんでね。慣れてくれば、もっと面白くなるだろうなとは思います。ほかの人が考えないアイデア、パスのコースもひとつ先であったりするんでね。ただ今日はちょっとミスが多かったですね。
次の招集メンバーについては
先も言いましたように(新しいメンバーからは)1人2人という少ない数ではなくて、もう少し人数が新しい中から入ってくるんじゃないかなと。このあとJリーグとかもあるんでね。