コートジボワール戦前日
5月23日
■ いい手ごたえがつかめるかどうか、僕も楽しみにしています
- はじめに
- コートジボワールは昨日の試合(パラグアイ戦)をビデオを見たが、素晴らしいチームだと思いました。われわれがやろうとしていることに“当たっている”ので、非常にやりがいのある相手だと思います。その意味で、明日の試合では持てる力を出して戦ってくれることを期待しています。そして、国内でやる試合ですから、ぜひ勝ちたいと思います。
- 選手のコンディションはどうか?
- 安田は今日けがで、けがというか(左足の)軽い肉離れで。ハムストリングというのは非常に危険なので、悪化させると(治療に)1カ月、2カ月かかるので、無理はさせられないということで帰しました。内田は、今日は合流したんですが、やはり腰の痛みが強く、どれくらいかかるか分からないですが、リハビリということで(今日は別メニュー)。ただ阿倍も今日から復帰しましたし、(鈴木)啓太、巻も、午前午後の2部練習をやってきたんですが、だいぶコンディションも上がってきています。まあ、コンディションは皆、よくなってきていると思います。
- コートジボワールとやることが“当たる”ということだが、具体的にどういうことか
- ひとつは、システムが大体似たような、ということ。明日どう来るか分かりませんが、基本的には変わらない、似たような形であるということ。それからコンパクトでプレッシャーを掛けてくるのも当たる。お互いそこで力勝負になる。また、ボールを早く散らしてサイドからボールを動かす攻撃も――ちょっと向こうとは違いはありますが、個人のタイプで違うのでね、でも面白い戦いになりそうだなと思います。
- 長友を左に使っているのは、理由があるのか
- 本人とも話しているんですが、「左右両方ともできるけど、最近は左でやって慣れてきた」ということを言われたのと、もうひとつは現状で左サイドをできる――まあ駒野もできますけど、自分のチームでは右サイド。左サイドでできる選手が少ないので、その意味で長友を左で使っています。
- この大会の前に、「どんな相手でも、どんなときでも変わらないものを作りたい」と言っていたが、明日の試合に向けて手ごたえは?
- それは、明日の試合でテストというか、見てみようと。ここまでは(練習の)4日間、できることやってきましたし。それをテストするのに、いろいろ修正しなくてもいい相手です。その意味でも明日、いい手ごたえがつかめるかどうか、僕も楽しみにしています。
- 固定メンバーで練習しているが、明日のスタメン選びで何を重視したか
- 明日のメンバーは、あくまで明日の試合のメンバー。日本代表のレギュラーだから……まあ、レギュラーという言い方もおかしいですけど、そういうことではないと思います。明日の試合で選ぶ基準は、もちろんコンディションなどを含めて、コートジボワールに対して今まで練習でやってきたことを一番発揮できるメンバー、要するに勝つために一番いいだろうと思うメンバーを選びます。
- キャプテンは誰がなるのか
- まだ決めていないです。メンバーも決めていないから。明日の朝起きてからメンバーを決めて、それからキャプテンも決めていなかったので、決めようと思います。
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