７月１１日

■ 改めてサッカーってすばらしいなと、自分はサッカーが好きだなというのを認識した

はじめに

皆さんご存知のように、最終予選の初戦がアウェイでのバーレーン戦になりました。スケジュールの関係上、トレーニングマッチはこのキリンチャレンジカップ2008のウルグアイ戦1試合のみというわけです。我々にとっては最終予選に向けての最初で最後のテストということで、非常に重要な試合になると思っています。この重要な試合に際して、私からは強いチームにぜひ来てもらいたいと。ウルグアイはこのあとも南米予選があって、今のところベストメンバーできてくれると約束してくれたチームです。まぁ毎回そう言っているのかもしれないですけど、信じています。ここでいい試合をして、手ごたえを持って最終予選のバーレーン戦に臨めればと思っています。

戦術的なところも含めてウルグアイを選んだと思うが、どのようなところが強化になる？

戦術的なところも含めてということは、バーレーンにあわせてということかもしれないですけど、もちろんこの試合のアレンジをするときに対戦相手は決まっていませんでした。そういうなかで、まったく同じシュミレーションなどを考えたことはありません。同じことはありえないと思っていますから、そういう意味で南米のある程度守備がしっかりした中で、個人技があり、そしてカウンターがうまいチームとどうしても1試合やっておきたかったと。正直にいうと、この時期にFIFAのオフィシャルマッチデーに日本に来られる、それもいいメンバーで来られるチームがほとんどない中でウルグアイが非常にマッチしたということです。

EUROで刺激を受けたと聞いたが、最先端のサッカーの印象、そこからチーム作りにいかせるヒントはあったか？

刺激を受けたというか、久しぶりに純粋にサッカー自体、そしてサッカーというイベントを心から楽しんできたというのが本音です。そして、改めてサッカーってすばらしいなと、自分はサッカーが好きだなというのと認識したという感じですかね。特に何かを取り入れるという気持ちではいってませんでしたので、純粋にサッカーのすばらしさを味わえたというのが正直なところですね。

現在ウルグアイは予選中だが、試合を見たことはあるか？注目選手は？

今年の春にチリと対戦する前に、チリとウルグアイが戦った試合をみましたが、そのときはチリに集中してみていたので、あまりウルグアイのイメージはもっていません。南米のゲーム全体のイメージは持っていますが、個人的にこの選手という目では見ていなかったので、特に印象は持っていません。