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ウルグアイ戦後

8月20日

■ 個人名は言えませんが、ある意味、自分の中で判断がつく試合でした

はじめに
ウルグアイが本当に素晴らしいプレーをしてくれました。90分プレッシャーを掛け続けて、前へ前へとするサッカーをして、素晴らしいチームだったと思います。それに対して今日の1−3というスコアは、試合内容からすると仕方がない。完敗だと思っています。この試合で選手たちが、前に行くことの大切さ、受けて立ったら、あれぐらいのレベルになったら絶対にかなわないことを、恐らく肌で感じてくれたと思います。やられたのはほとんど、相手の裏を取れずに前で取られたり、逃げたところを取られてカウンターという形。本当に勝負がかかったところでは、少々格好悪くても、避けていかないといけない。前へ行くだけでは、蹴ってばかりでは、恐らくいい形ができない。その辺のバランスというものも、これから考えていかないといけない。このゲームをどう生かすか。ウルグアイがいい試合をしてくれたので、それが一番大切だと思います。
前半と後半で動きが違ったように見えたが、ハーフタイムでどのような修正をしたのか
前半は両サイドにプレスが掛からず、フリーで非常に正確なボールをトップに入れられてしまう。それでディフェンスラインが下がってしまう。その前のスペースが広がって空いてしまっていたので、後半は4−3−3というか4−1−4−1の形で、ストッパーの前に阿部を置いて、両サイドにプレッシャーを掛けるようにしました。立ち上がりの20分くらいは機能していたんですが、そこからメンバーを代えたこともありますけれど、取られてカウンターという形から、だんだん押し込まれていった感じだと思います。
昨日の会見で、メンバーを代えてもどれくらいできるか試したいと言っていたが、新戦力についての評価は?
個人名は言えませんが、ある意味、自分の中で判断がつく試合でした。今日はベストメンバーでいってもかなり厳しい試合になっていたと思います。一対一で対等にできたのは(中澤)佑二とちょっとだけだった。そういう意味では、自分の中でこの試合で1、2カ所どうしようかというポジションがありましたが、次に向けて明確になったと思います。
今日、スーツだったのはなぜか。それから攻撃陣が小柄な選手でもチャンスを作れたことに手ごたえは感じているか
スーツは会長命令です。五輪のときに会長から着るように言われて。終わって「まだ着ないといけないですか」と聞いたら「まだ着ろ」と、それだけです。それから、小柄な選手の中で、やはりあのプレッシャーの中で、ある程度つないでいこうとしたら全員の技術が高くないと、どこかひとつでミスが出るとカウンターを食らう。そうなると、みんな怖くなって動き出しが遅くなる。前半は少し悪循環になりかけて持ちこたえたんですが。後半はそういう指示をしたので、ボールが動くようになって、サイドを突くために達也を左サイドに出しました。サイドの裏を突くとチャンスができる、中央はかなりきついという印象は持っています。
チームコンセプトを変えず、どれだけ上げていくかという試合だったが、これだけ時間が空いて、Jに戻って再集合という中で、どういう手ごたえを持っているか
集まってリカバーして、前日に試合をした選手もいました。そして前日に練習をしたという形で、実は守備のコンセプトの練習というのは、今日のウォーミングアップでやらせました。そういう意味では、今までやっていた選手なら、それほど問題はないと思っています。ただ、そのコンセプトプラス、ゴールに向かう姿勢がないと、バーレーンも同じようにプレッシャーを掛けてくるチームですし、1人1人が強いです。その辺りを今回試合していない選手にも、ぜひダイジェストでビデオを見せて、同じイメージを持ってもらいたい。次は1週間くらいありますので、大丈夫だと思っています。
試合中にシステムを変更し、1人の選手がいくつかのポジションをやっていたが
3トップ気味にしたのは、次の試合でもあり得ることだと思っています。それと、引っ張った選手と早めに代えた選手がいたわけですが、早めに代えたのが悪かったというわけではありません。この1試合だけに集めてチェックするのに、この試合に勝つためにというわけにはいかなかったので、試してみたかったということがありました。
ウルグアイのレベルと、ワールドカップ・アジア最終予選での対戦国とのレベルとの力関係をどう考えるか
力がどうこうということではなく、このウルグアイは親善試合でこれだけ全力で戦ってきたチーム。われわれはW杯を除けば公式戦はアジアのチームとしか試合ができないわけで、そういう意味では、今までやってきた中で一番強いチームだったと思っています。これ以上のアジアのチームは、そうないとは思っていますが。ただ、逆に公式戦はそんなに簡単にはいかない、相手を抑えに来る場合もありますし、どちらにしても厳しい戦いになるだろうとは思っています。