オーストラリア戦前々日
6月15日
■ カタール戦ではそういう前提となるものがしっかりできていなかった
- DFとFWを分けた練習をしていたが
- ここのところ試合前に1回はやるようにしています。FWだけでシュート練習をさせたいので。
- 中澤がいないが
- 今までもメンバーを代えて練習をやっているので、選手も分かっていると思うんですけど。ルーティンワークみたいな感じで。
- オーストラリア戦のスタメンは?
- そうですね、大体固まってきていますね。
- 今後に向けて確認したいことは
- やっぱりある程度、いろんなベースみたいなものができてきた中で、少しずつ精度を上げていかなければならない。カタール戦ではそういう前提となるものがしっかりできていなかったので。今日も練習前のミーティングで「お前ら、こういうことをやってきたのに」ということで、カタール戦との比較のビデオを見せました。まあ、僕らがやり続けていくことに変わりはありませんので。
この試合で特に新しいことをテストするのではなくて、今までやってきたことを一歩でも二歩でも進める。メンバーがいなくてもできるというところを出していかないといけない。ワールドカップでも何が起こるか分からないですし、そういう意味では今まで通りです。このメンバーでやっていかなければいけないという状況で、自分たちの力は、相手に合わせて戦わなければならない力ではないと思うので。
- オーストラリアの印象は
- 変わっていないですね。そんなに変わったことをしてくるわけではないですけど、1人1人の技術の精度と強さはある。ミスが少ないチームですから。失点ゼロですし、固いです。崩すのにそんなにスペースを開けて、そこに次の選手が入ってくるというのではないけど、きちっと決まり切ったことを正確にやってくる。それだけに1対1であまり負けていると、作戦以前にやられてしまうかもしれない。
- オーストラリアを失点ゼロのままで終わらせたくない?
- そうですね。あまりそういうネガティブなものではなくて、オーストラリアを破りたいと。やはり良いチームだし、今首位にいるわけですから、彼らを破って自分たちにそういう力があることを示したいですね。
- ボランチの顔ぶれは
- 最終的には、幾つかのポジションに関しては明日ゲーム形式をやるので、そこで判断しようと思います。今のところできるのは、勇樹、今野、橋本、その3人のうちの2人になると思います。
- ゲームキャプテンは
- まだ選手に言っていないので、明後日に。先にマスコミに伝えるわけにはいきませんから。
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