南アフリカ戦前日
11月14日
■ 本大会に近いモチベーションで戦ってもらいたい
- はじめに
- 南アフリカという非常に力のあるチームと、それも自国開催、また新しい監督になったということで、非常にモチベーションが高いであろうチームとできることを本当にありがたく思っています。必ずや、われわれにとって貴重な経験になると思っています。またそれとともに、このワールドカップスタジアムに来て、W杯がより実感として感じられました。そういう意味で選手も明日の試合にW杯へのシミュレーションとしての臨み方をしてほしいと思っていますので、いい試合、もちろんわれわれがやろうとしているいい試合をして、結果を残していきたいと思っています。
- 中村俊輔はスタメンか?
- ここにいる選手全員が先発でいけます。コンディションがいいかどうかは別としていこうと思えばいけます。
- バファナ・バファナは、日本のプレーはスピードがあってプレッシャーをかけてくると分析しているようだが
- パレイラ監督もどうも日本の試合を見られているようで、かなりいろんな対策をしているように聞きました。その意味で、われわれも南アフリカの試合は何試合かビデオで見ていますし、いい試合ができればと。われわれは、われわれのスタイルで戦いたいと思っています。
- ここのピッチの状態は問題ないか?
- 素晴らしいピッチだと思っています。ボールの走りがちょっと遅いですが、これは芝の種類によるものなので、インターナショナルマッチに十分かなうピッチだと思っています。
- 日本はここに来てエンジョイしているか? またここに来たことが来年にどのようなアドバンテージになるのか?
- ポートエリザベスは初めてですが、非常に美しい街で、天候にも恵まれた日々が続いておりまして、キャンプに関しては100パーセント満足しております。ここでの経験は、やはり南アフリカでキャンプをして試合をしたというのは、選手のメンタリティー、そしてスタッフの仕事のやり方の経験とし、非常に大きなものがあると思っています。
- 中村俊はスペインで試合をして到着したが、疲れている印象は?
- 当然疲れているでしょうけど、中2日あって、10時間程度の移動ですから。彼はプロフェッショナルだから十分できると思っています。今日の練習はそれほど疲れているかどうか分かるほどのものではないのですが、今日見た限り、疲れていてどうしようもないという感じはしなかったです。
- 「選手も明日の試合にW杯へのシミュレーションとしての臨み方をしてほしい」ということだが、どういう試合の入り方を望んでいるか?
- あまり言うことがなかったので、ちょっと軽い気持ちで言ったんですけど(笑)、シミュレーションというか、要するにW杯スタジアムで戦うということで、本大会に近いモチベーションで戦ってもらいたいと、選手にとっては。まあスタッフには、いろいろな用件、今日だけでもいろいろ問題が出てきているので、それらをどうするかきっちり考えておいてくれと言っているんですけど、選手にはW杯のつもりで、こちらもそういうタイムスケジュール、また例えば今度の大会から多分イヤホンがダメになる、であれば今回からイヤホンを使わないとか、そういうモードでいくので、選手にも本大会に近いモチベーションで臨んでもらいたいということです。
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