イエメン戦後
1月7日
■ 3点取ったことはものすごく評価すべきだと思います
- はじめに
- イエメン代表は非常にアグレッシブだったので、非常に難しいゲームでした。立ち上がりは、経験の少ない選手がちょっと怖がったところがあって、その間に失点してしまいました。それとともに、DF4枚とボランチ2枚、6枚が攻守にわたって下がり過ぎていたというところがありました。後半、サイドバックが積極的に前でボールを受けたことでだいぶ改善されて、とにかく若い選手たちが2点のビハインドを跳ね返してくれました。これは非常にうれしいことです。そして勝ち点3が取れたこと。その意味では満足しています。
- 前回対戦したときと比べて、イエメンに変化はあったか
- イエメンに関しては、前回の対戦よりも非常に組織的で、ボール際も強く、アグレッシブなプレーをしていました。ビデオでバーレーン戦を見ていて、簡単な試合にならないと思った通り、前回よりもずっと強いチームになっていたと思います。
- 平山がハットトリックを決めたわけだが、彼の評価については?
- 3点取ったことはものすごく評価すべきだと思います。それが即、フル代表に入って来られるかということはまた別ですが、十分可能性を感じるプレーをしてくれたと思います。
- 若手選手で臨んだのはなぜか
- スケジュールの問題です。1月20日に試合ができていればフル代表で来たんですが、この時期はW杯を考えるとどうしても主力を休ませないといけなかった。そのため若手にチャンスを与えました。
- 前半の2失点から逆転したが、イエメンのどこを弱点と感じたか
- イエメンの弱点を見つけたのではなくて、後ろに6人いて前に人がいないというバランスの悪さが一番の問題だったので、そこを改善しました。
- 今日のメンバーは?
- 非常に可能性を感じるプレーをしてくれました。まだチャンスはあると思っています。立ち上がり10分くらいは戸惑いもあったと思います。戦術的な問題があって、サイドバックが全然攻撃に参加せず、ボランチも2枚後ろにいると。守備のときも相手が2枚なのに、6枚下がってこぼれ球を拾われるというように、非常にバランスが悪かったので、まずは槙野と菊地のポジションを変えて、その後に山村を外して、陽介がどうしても中に入るのでサイドに張る選手として乾を投入しました。
- 山田の状況は?
- 大丈夫だと思います。分からないけど重症ではないと思います。
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