ベネズエラ戦前日
2月1日
■ 平山はそんなに違和感なくやってくれていると思っていますし、彼がディフェンスでどれだけ活躍しても意味がない
- はじめに
- 今シーズン初めての試合ということで、練習ではかなりコンディション、ゲーム感覚が戻って来たと思います。最初の試合ということもありますし、ベネズエラがきっちりと準備してくれるような情報を得ていますので、そんなに簡単な試合にならないと思います。ただわれわれもホームでやりますし、勝つために、それとともに内容が伴う試合にしたいと思っています。
- 最初の試合だが、ポイントはコンセプトを高めることか? それとも東アジア選手権、そしてワールドカップのカメルーン戦に向けて確かめたいことがあるのか?
- 東アジアで確認していくことは、われわれがW杯に向けてやることであって、何も変わらないことなので、常に大きな目標に向かっていきながら目の前の試合に勝っていく。そういう意味で、ちょっと時間が空きましたが、われわれのサッカーをどれくらいできるか、これをベースアップできるか、そういったことを確認できる試合だと思っています。われわれが本大会で戦う相手は、どれだけベネズエラがいいチームであると言っても、それより強いと思わないといけないので、そういうことを想定した上での戦いにしたいと思います。
- 玉田が別メニューだったが、明日の試合は?
- やればできないことはないが、明日は使いません。午前中、念のためMRIを撮ったところ、かすかに左右の差があるんじゃないか、という程度でしかないんですが、明日は使わないでおこうと思っています。
- 新戦力の小笠原と平山は、明日はどういうところを試したいか?
- 試すかどうか決めていないですけど、彼らが自分の良さをわれわれのチームでどれだけ出してくれるか。チャンスがあれば、そういうところを見てみたいと思っています。
- 平山についてイエメンから見てきて、コンセプトの理解度や意識の変化をどうとらえているか?
- まずコンセプトという言葉はわたしも使っていますが、サッカーなので特別なことをわれわれがやっているわけではない。理解してすごく何かが劇的に変わるということではなくて、平山はそんなに違和感なくやってくれていると思っていますし、彼がディフェンスでどれだけ活躍しても意味がないわけで、彼の特徴をいいところでどれだけ出せるかが大切だと。当然、最低限やらなければならないことはありますが、一番大切なことは、それぞれのいいところをどれだけチームで、試合の中で出していけるかだと思います。
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