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バーレーン戦前日

3月2日

■ 次に勝つためにベストを尽くす。済んだことを悔やんでも、タイムマシンがないので戻れません

はじめに
バーレーンとはこれで6回目なんですが、ここまで全部1点差という試合が続いています。明日も簡単な試合にはならないと思いますが、われわれの今までやってきたことを出して、バーレーンとも最後の試合なので決着を付けて勝ちたいと思っています。
海外組が合流する数少ないチャンスだが、どのような起用方法を考えているか? またどんなことを期待するか
海外組5人は基本的にこの無理なスケジュールの中で呼んだわけなので、時間の長短はあれ、どういうタイミングかは別として使いたいと思います。彼らにはそれなりのいろいろな特長や個性があって、それで世界と戦っているわけですから。そういうものを代表チームの中でも生かしてもらいたいと思います。
本田は監督の中でFWというくくりなのか
登録を知らないんですが、そんなことは考えていないです。中盤の選手ですが、セカンドアタッカーというイメージを持っています。
本田と中村俊輔が同時に起用された場合、どんなことを期待するか
同時に起用するとは言っていないですが、そうなったと仮定すれば、先発ということもあるかもしれないし、途中からということもありますが、俊には俊の特長、本田には本田の特長がありますし、それをお互いに理解し合って、良さを生かし合うことができれば。本田はCSKAモスクワに行ってから、だいぶプレーのアグレッシブさというものが変わってきているので、今までの本田よりも、ほかの選手はずっと合わせやすいんじゃないかと思っています。
明日は消化試合だが、ワールドカップに向けてどういうテーマをもって臨むか
前も言いましたが、海外組を呼べる最後のチャンスということで、海外組との融合というか、チームとしていい内容の試合ができるか、というのが1つ。われわれの中では組み合わせなどのチャレンジをしていますが、選手にはともかくバーレーンに決着を付けるように、目の前の試合に集中してもらいたいと言っています。
明日、W杯開幕までちょうど100日前になるが、監督としてどういう心境か。また、残り100日の中で重要だと思うことは何か
試合前の会見にしては難しい質問ですね(笑)。100日前といっても、とにかく明日の試合のことで集中しています。ここから先のことは明日の試合が終わってから考えようと思っていますし、残りの中で重要なことといっても、われわれのできることは限られている、できる日数は限られています。前々から言っているように、最後の5月に入ってからのキャンプが勝負になるだろうと。ここでのトレーニングの強弱、試合までにコンディションを合わせるのか、ある程度追い込んでいくのか、そこのところのわれわれの判断が大きなポイントになるんだと思っています。
海外組の良さや特長を出してほしいということだが、全体とのバランスについてはどう考えているか
今日、紅白マッチをやったんですけど、まったくそういう違和感はなかったですね。だいたい10人のうち8人くらいがそういう意識を持っていたら、残りの2人くらいは引っ張られてしまうので、まったくそういう心配はしていないです。
これまでの代表は前線に速い選手を並べていたが、昨日の練習では森本、平山がそこのポジションでプレーしていた。彼らの強さや高さを生かすことをイメージしているのか
誤解を受けているようなんですが、速い選手を並べようと思って並べていたわけではなくて、全体の組み合わせの中で日本が攻守にわたって機能するのに、この選手がいいだろうという判断をしていましたし、高いから平山を呼んだわけでも、強いから森本を呼んだわけでもなくて、そういう得点感覚というものがチームに機能するだろうということで、今までも呼んでいます。特別僕は今回、変わったことをしたという意識は持っていません。
東アジア選手権で韓国に敗れてショックを受けたと思うが、引きずっている部分はあるか
もう済んだことは引きずっていません。今はバーレーン戦に向けて、勝つことしか考えていません。われわれは問題点を明確にして修正をして、次に勝つためにベストを尽くす。済んだことを悔やんでも、タイムマシンがないので戻れません。
冒頭の練習でいつもは4対2のボール回しをやるが、昨日と今日はそれがなかった。何か理由があるのか
昨日に関してはコンディションが本当にバラバラで、あまりキュッキュッという動きをさせたくなかったというのがありましたので、ゆっくりしたランニングから入りました。今日に関しては、1時間という公式練習の枠の中でやりたいことが結構あったので、どうしてもそういう練習に時間が割けないということで、やっていませんでした。