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6/23 南アフリカ合宿

6月23日

■ 僕が相手の監督でも、今の日本のディフェンスはパスで崩すのは難しいと考える

選手の体調は
昨日、1日休みを与えて、今日強めの練習をした。明後日には良いコンディションになっていると思う。
練習前のミーティングは
今日の練習はセットプレーを長くやったんで、事前にそのビデオを見せていた。セットプレーと、あとオランダ戦の反省の部分。デンマークは組織立った良いチームで、簡単な試合にはならない。セットプレーやロングボールの対応と、堅いDFをどうこじ開けるかが大事になる。攻撃の中心はベントナーで、そこに入るボールをどうケアするか。いずれにせよ1つのポイントになる。
予想する展開は
それはうちが圧倒して10点取ってくれれば理想だけど、簡単には行かない。拮抗した激しい試合になる。
ビッグマッチだと思っている。両チームにとってビッグマッチだ。こういう試合をものにするには戦術どうのこうのではなく、充実したメンタル、気持ちの力が必要。選手には全力を出し尽くして戦ってもらいたいと思う。
ベントナーは練習もそこそこに切り上げていたが
別に今日がどうこうではなく、試合の日がどうかが大事。気にしていません。
メンバー変更は
あったとしても答えるわけはないんで。ノーコメント。
ビデオの内容は
相手とうちのセットプレーのビデオで、30分ぐらい。デンマークの特徴的なところと、ロングスローを含めたものを練習した。セットプレーは攻守にわたって編集したもの。
オルセン監督はロングボール戦術を公言しているが
当然、僕が相手の監督でも、今の日本のディフェンスはパスで崩すのは難しいと考える。シンプルに蹴ってこぼれ球から展開する、拾うと考える。そういうバリエーションも含めて、選手には説明してある。ロングボールの攻撃のビデオも見せているし。急に背が伸びるわけじゃないから、簡単に蹴らせず、競って、周りが拾う。それを愚直にやるしかない。
高地への再順化は
先生(三重大・杉田准教授)に聞いていろいろやっているが「大丈夫、問題ない」と言ってもらっている。今日ルステンブルクに入るし、一晩寝ればだいぶ戻ると言われた。相当上がってきていて、森本なんかプールの潜水で40メートルも行っていた。そういう機能が生きているかもしれない。
カメルーン戦後に回復が遅れている選手がいると言っていたが
それは練習メニューの問題。試合2日後の練習が重かったから疲れが残ったみたいなんで、今回は試合2日後に休ませ、今日やらせているから。
デンマークは長身DFで本田を抑えると言っているが
アッガーと13番(クロルドルップ)でしょ。それしかいないから、それが出てくる。本田は高さで生きる選手じゃないし、放り込むつもりもないから。
ロンメダール対策は
1つの攻撃のキーマンだと思うけど、うちにはウォルコットとエリアを抑えた長友がいるから。それほど心配していない。
左サイドで大久保が出た場合、2人でケアする?
デンマークは両サイドバックを上げて攻めてくるんで、その場合は嘉人、まあ出た場合だけど、嘉人が見ることになる。ただ長友1人でもそこそこやれると思っている。
引いた守備陣形はロングボールに弱いと思うが
いろいろな想定をしている。基本的にはビルドアップしてくると思っている。ただロングボールというオプションも考えるということで、そうしてくる可能性も十分ある、と。そのために準備はしているということ。
オフは
散髪に行って、ジムに行って、サッカーを見ていた。
体調は
おかげさまで。
デンマークはカメルーン戦で相当シュートを打たれていたが
あれはカメルーンが攻めたから。右サイドバックも上げて、攻め合いになり、どっちが入れるか入れられるかみたいな試合になった。守備はしなくて攻撃にいっていた。そういう展開になったらしょうがない。デンマークがどうというよりカメルーンの問題だった。