6/27 南アフリカ合宿
6月27日
■ けが人がここまでいないというのは本当に驚異的
- はじめに
- 今日はセットプレーとちょっと動きの確認だけ。ゲームもやらなかった。
- セットプレーは
- 攻守、やりました。PKも全員蹴らせました。
- キッカーについて
- PK戦のことはまだ、明日ぐらいに。たいして重要じゃないんで。
- スカウティングは
- 日数的に編集する時間が短いんで、2日間しかなかったんでね。だから練習に来なくていいんで編集してくれと言っていて、昨日選手に見せた。いつも通り、攻守の特徴を映像で見せて、セットプレーだけは今日の練習前に見せて出てきた。
- 疲れは
- これだけ連戦して、移動があれば当然。今日もそんなに上げていないんで、明日ちょっと上げて試合当日にはいい状態になるんじゃないかと思う。ともかく海外で1勝もしたことがなかったから、毎回大きなことだし、本当、トーナメント戦の気持ちでやってきたんで。今までと変わらない気持ちでやりたいと思っている。
- 選手の達成感みたいなものは
- 大丈夫だとは思っていますけど。試合の直後から言っています。われわれの目標はここじゃないんでね。
- 韓国は
- 素晴らしい試合をしたと思うし、内容的には勝ちゲームだと思うんですけど。それでも勝てなかったのは本当に残念だけど、レベル的に韓国は十分通用しているんじゃないかという感じがしましたね。
- 唯一のアジアのチームになったが
- やっぱりアジアのチームとしてプライドを持ってやんなきゃいけないと思っている。なんとかパラグアイに勝ちたいという気持ちが強くなりましたね。直接FKは個人に任せている。CKとかスローインとか、サイドからのFKとかサインプレーができるやつをやった。守備は相手の特徴に対して誰がどこをマークするかというようなことを確認しただけ。
- パラグアイは
- 大きいですよ。センターFWの2人は大きいですし、ストッパー2枚、バルデスがいるんで。5枚ぐらいはヘディングが強い。デンマークほどではないですけどね。
- 攻撃のセットプレーについては
- やっぱりこういう勝負の懸かった試合は、どの試合を見てもセットプレーが鍵を握っている。その後、流れをつかんだりとか、非常に重要なファクターになる。何とかセットプレーで点を取りたいし、セットプレーでやられないようにしないといけないと思っている。
- けがや累積警告で選手が欠けずに戦えているが
- まずけが人がここまでいないというのは本当に驚異的で、かぜをひく選手もいないし。ひとつは杉田先生が最後まで帯同してくれるということで、コンディション管理の指標をいただいているんで、それは本当に三重大学には感謝しないといけない。非常に役に立っているし、選手自身もそういうケアをすごくしてくれている。それとストッパーにイエローカードがないのは考えられない。ありがたいことですね。
- 疲労について
- 尿で疲労度を測っていますから。肉体的疲労と内臓の疲労と両方ありますんで。内臓疲労は後からくる。今までは肉体が戻ったからと練習していたけど、それよりちょっと遅らせるぐらいのタイミングというのを杉田先生が言ってくださる。それは本当に助かった。いろいろな指標があるんですよ。
- スカウティングで外部の協力者の手を借りたと言っていたが
- 1つは情報戦略室というのを置いて、これは誰がいるとかではなく、その国の言葉をしゃべれる人でメディアのニュースを送ってもらうという人たち。今回のスカウティングスタッフは協会のテクニカル・スタディ・グループが来てますんで、その人たちにイタリアやパラグアイのグループは全部見てもらうようにお願いをしていたというだけ。特別なスパイとかがいるわけじゃないです。
- デンマーク戦では遅延行為で警告をもらったが、選手に注意は
- もちろんしていますけど、審判によってはね……。うちは3枚イエローなんですけど、全部遅延行為。どれもそれほどでもないと思うんだけど、致し方ないところはあるかなと思っています。次のレフリーはベルギーの人でかなり出す人なんで、ちょっと気をつけなきゃなと思っています。
- グループ突破後の祝福は
- メールとかいっぱい来てるけど、電話も一切出ないし、一切返事も書かない。もう、そんなことしていられないから。一切放ってある。
- 選手の運動量が高い数字をキープしているが
- うちはずっとそれぐらいは走っている。あれ以上いっているはずだが。高地でちょっと落ちているかな、というのはありますけど。だから増えているわけじゃなくて変わっていないということだと思います。
- 今度も
- 大丈夫だと思いますよ。このままいいコンディションを保てれば。
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