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帰国会見後囲みコメント

7月1日

■ いろんな要素を強くしていかないといけない

はじめに
サポートメンバーは本当に良かった。キャンプ地も最高の場所だった。スイスとジョージともに。1カ月は長いかなと思ったけど、長いとは思わなかった。
会見で言ったように、あと1試合、あと1試合でいいからやらせたかった。悔しくて悔しくて、それがすごい強い。W杯が終わってしまう寂しさ。なんじゃ、こりゃと。
日本がここまでできた要因は
これだけ走れたと。就任した時から、われわれは走り勝てないと勝負にならないと選手たちにも伝え、そういうことをやってきた。クラブでどうやったかは分からないけど、代表チームでのテストの数値が上がっていったから、選手たちもやってくれたんでしょう。メンタル的にも強いものを持てるようになってきた。
今後の日本サッカーについて
いろんな考えがあると思うけど、僕はこれ以上のことはできない。司馬遼太郎の『坂の上の雲』という本があって、これはテレビでもやったかな。秋山好古はロシアのコサック騎兵隊にこのままでは勝てないと考えた。正面から行ったらやられるだろうと。そこでいろんなことを考えて全員で守って戦うと。われわれも同じで、世界の中で今の日本が戦うにはそれしかないと。ただ、このまま発展させていけばいいかというと、それは無理だと思う。騎馬隊であれば馬を変えて、やりが短ければやりを変えてと。戦術だけを変えても意味がない。いろんな要素を強くしていかないといけないと思っている。それをプラスしてベースを上げないと難しい。
選手に最後のあいさつは
1人1人にありがとうと。全員にはまだ。
2年を振り返って
わたしが今の力でできることをやった。やりたいことはすべてやったと思う。自分なりのものしかできないから。
今後は
今は休みたい。これでDVDを見なくて済むし(笑)。サッカーから少し離れたい。