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韓国戦後記者会見

2月23日

■ 人生において得られないものは何もない

一言
タイトルを目指してここ(重慶)に来ていたので、それがかなわず残念に思っています。選手は自分たちの力をよく出してくれましたけれど、前半はまだまだ詰めが甘く、また守備でも甘さがあって失点してしまった。このへんはまだまだ、われわれの課題だと思っていますが、長いキャンプを経てここまで頑張ってくれた選手には感謝したいと思います。
この試合で得たもの、この大会で得たもの、選手交代のタイミングをどう考えていたか?
私は、この大会であろうが試合であろうが、人生において得られないものは何もない(と考えている)。それが具体的に何かというのは分からないですけれど、経験していくことによって、いろいろなものを得ることができます。また、選手交代のタイミングをどう思うかということですが、私は正しいと思ってやっているので、それは皆さんが評価すればいいことだと思います。
日本は戦術的なレベルは高かったと思うが、ゲームを支配しながら韓国の精神的なパワーに劣っていたように思う。それについてどう思うか?
おっしゃる通り。韓国が(こちらの)1トップに対して、格好(スタイル)を捨ててまで3バックで守ってきた。それに対して、そんなに簡単には勝てないと、ハーフタイムに(選手たちに)少し言いました。まだまだ、そういった甘さがある。そういうものは、なくしていかないといけない。しかし、結果として負けてはいません。まだまだ、われわれには進歩の余地が残っている。そうポジティブにとらえています。
甘さというのは具体的にどのようなものか?
簡単なことで、ボール際の強さ。足先で行くか、体ごと行くかという、ボール際の強さ。それから、自分のマークが走っていっても簡単に離してしまう。または、相手がロングボール主体で、自分の頭を越えたボールやこぼれ球を全力で拾いにいくというような、単純なこと(ができていないということ)です。
安田の投入でリズムがよくなったが、交代の意図は?
中盤でパスはつながったんですけど、最後のところでどうしても枚数が少なかったので、安田には田代の近くで2列目から入るという(指示をしました)。よりトップの近くに人を置きたかったということです。