オマーン戦後(AWAY)
6月8日
■ もっとあったと思います。
- はじめに
- 前半、早い時間で失点してしまったんですけど、選手は慌てずにボールをつないでいたので大丈夫だと思っていたんですが。前半はボールが真ん中、真ん中に行き過ぎたので、ハーフタイムでサイドを使うようにと(指示をした)。それともう少し、シンプルにボールを動かすようにと。あとはロングボールへの対処。後半に関しては非常にいい形ができたんですが、前半にも決定機が2回ほどあったんですけど、最後のシュートは入らなかった。こういうことはあると思っていますし、選手はこの暑さの中、よく戦ってくれたと思います。
- PKと思われる場面があったことについてどう思うか?
- PKかどうかということは、サッカーではしょうがないことなので。ただPKにならなかったことは、決定的なシュートを外すことと何も変わらない。そういう意味では、PKではなかったけれど、決定機を外したのは同じかなと思っています。
- オマーンがPKを外したのは、この試合の決定機と思うか?
- もちろん。PKですから、決定機だと思います。
- 1−1はハッピーな結果か?
- 別に素晴らしいとは思っていませんが、この暑さの中ではしょうがないかな、とは思います。
- ホームで戦ったオマーンとは違っていたか?
- もちろん、横浜では日本が先にいい形で点を取れたので、ああいう展開(3−0)になりましたけど。早い段階で点が入らないと、サッカーというのはいろんなシチュエーションになるので。(オマーンの)チーム力が上がっているのは確かだと思います。ただしサッカーというのは一概に比較できるものではないと思っています。
- 失点の前に、最初にチャンスがあって、日本が前に行き過ぎたように見えたが?
- 行き過ぎたというより、あの失点はサイドバックの対処で駒野が狙われていたのに対して、ポジションの対処が悪かったところから始まっていたので。一発ああいうシュートが入ることはあり得るのでね。その原因が行き過ぎたことだとは思っていません。
- 大久保が出場停止になったことで追加招集の可能性は?
- 嘉人が退場になったことで、こちらも交代の手が打てなくなったというのはあったんですが、相手も退場になっているので。痛いことは痛いですけど、われわれはそれに対処していかないと思っています。追加招集に関しては、ちょっとコンディションを崩している選手が何人かいるので、その選手たちの状況をチェックしてから決めたいと思います。(追加招集の)可能性は、ないことはないです。
- 大久保に何か声を掛けたか?
- 僕の方から見えなかったので「何したんや?」と聞いたら「蹴ってしまいました」と言ったんでね。「ボケ」と言っておきました。
- オマーンのウイークポイントは何か?
- オマーンはもともと非常にテクニックがあって、いいチームだと思っていたので、今日に関しては後半やはり足が少し止まっていたのかなと。あれで止まっていなかったら、かなりウチも厳しかったと思っています。
- 大久保は今後もチームに帯同するのか、それとも日本に返すのか?
- これから考えます。まだ即決はしていないです。
- 後半、陽が陰って動きやすくなったか?
- それはありますね。選手は前半よりもだいぶ楽になったと言っていました。
- PKが(両チーム)2本あったことについてどう思うか?
- もっとあったと思います。
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